骨の髄まで慯い

音楽馬鹿の節約生活

折りたたみ自転車で北海道から東京へ。福島ー茨城編

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原釜尾浜海水浴場の朝日

 

 

六時に自然と目が覚めるようになり、自転車旅の三日目にしてやっと慣れてきたらしい。

 

今日の朝食は無しなのでゆっくりと起きてゆっくりと準備をする。

辺りを見渡すと、早朝でも家族連れや若い人らが散歩や海水浴、釣りにやってくる砂浜で既に車も何台か停まっていた。

 

この辺りの人は自営業や不労所得者、または観光客が多いのか疑問をいだきながら雨に濡れたテントを片付け、まずは昨日の失敗を学習してトイレで水を汲んでおく。

電気もつかない中々に酷いトイレだったので一応、水の匂いを嗅いで少量を口に含む。少々カルキ臭がキツイが味は悪くない。多分大丈夫だろう。準備も整えたので、一先ずは温泉だ。

 

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結構広い

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よく見るようになる標語。最後の「レ」が示す意味が分からなかった。

 

 


一昨日に苫小牧から仙台へのフェリーで風呂に入ってから体を拭いたり水浴びをして誤魔化してきていたが流石に限界だった。ついでにサイクリングウェアの方は直で着ているので汗でペタペタになっているものを洗濯したかった。

 

調べると、二十キロ走ったところに温泉施設があるようなのでそこに向かう。ついた頃には陽も強くなり始めており、朝八時からの開店から二時間しか経っていないのにも関わらず駐車場は車で一杯だった。

ここで、なんでこんなに平日なのに満員御礼なのか気づいた。

そうか、シャバだと海の日という祝日だったのだ……。 

 

ひとっ風呂浴びて時間もすでに昼前だったので、そこでお昼ごはんを食べてから出るときには既に十二時半を回ってしまっていた。この段階で今日は無理はせず調整日にしようと決めた。

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かつ丼。うまい

 


どうやら明日から雨になるとの噂に対して今日はカンカン日和。ここで距離を稼ごうと無理をして熱中症になってしまっても仕様が無い。
帰りは行きよりも走行距離が短い分、時間に余裕がある。そう言い聞かせて近くのコインランドリーへ向けてペダルを漕いだ

 

洗濯物も終えて濡れた衣類を荷台へ括り、あとは東京へ約二百キロを走るのみとなる。
洗濯物をしている間に今日の夕食用レトルトカレーも購入済みなので、日が落ちるまで走れるだけ走り暗くなったらその場でテントを張れる場所を探す、というイキアタリバッタリ作戦だ。


そもそも温泉と洗濯を終えた時点で昼の二時を回っており、今日は五十キロ程度しか走れないだろう。

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途中で立ち寄ったビュースポット

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水を飲めるだけ飲み、途中、小腹がすいたのでセブンイレブンでおにぎりと揚鶏を食べた意外には寄り道もしなかったのだが、ここからの道は非常に歩道が左右の片方にしか無かったり、どちらも無く幅が狭かったり、歩道があっても整備がされておらず草が伸び切った状態の道が多く予想よりも更に進みが遅くなってしまった。


もしかしたら六号線のこの部分だけはそういう道なだけで、他の道に変更していれば快適にペダルを漕げたのかもしれないが何れにせよ水戸から仙台に進むのならば郡山市福島市経由の四号線で行った方が良いだろう。

景色は次々と変わるので楽しいかもしれないが楽しむ余裕がなかった程に悪路で走りにくい。



そうこうしているあいだに日も傾き始めており、宿を探さなくてはならなかった。
使っていない畑の持ち主に一晩貸してくれないかと頼んだり、営業時間が間際のガソリンスタンドに交渉したり、歩道が広いならば一晩くらい……

と、色々と方法を考えたが結局の所、海沿いの小さなパーキングエリアの東屋をキャンプ地とすることにした。

 

 

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ここをキャンプ地とした

 

国道から直ぐ入れる所なので車もビュンビュン通っていく上にヤンキー車両やバイクもチラホラと見えていたので、あえて入り口近くに堂々と構えて存在感を示す事で、こちらの存在の認知のみで終わらせるという方法に出た。

つまりは、「ここに居るのだから触れてくれるな」と言うことだ。


一昨日の相馬市の海浜公園では三階建ての津波避難塔の下に自転車を停めていたが私自身は一番上で寝ていたので、若い人らが二組ほど様子を見に上がってきた。

恐らく、下で積荷がある自転車を認知しただけでは此処に誰かいるという確証が得られないために興味本位で上がってきたのだろう。

今回はそれらの反省を活かすために、この様な行動に出ることにした。

 

勿論、私もそれをしている上でこちらに近寄って来る輩にはこちらも警戒態勢を取れるように準備をして朝を待つ。

 

 

何もなく朝日を拝みたい。